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カテゴリ:函館の景観問題( 13 )

コクリコ坂から

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NIKON D3X NIKKOR 24-70mm F2.8 G

外交官の家のダイニングルームです。
遺愛学院の旧宣教師館の場合、この位置に相当する部屋として東側玄関ホール入ってすぐ左手に広間 とサンルームがありますが、ダイニングルームではなく居間として利用されたと思われます。



映画『コクリコ坂から』では、高校生達がクラブハウスの解体に反対運動を起こします。
その集会での風間俊の台詞を引用させていただきます。


古くなったから壊すと言うなら
君達の頭こそ打ち砕け!

古いものを壊すことは
過去の記憶を捨てることと同じじゃないのか!?

人が生きて死んでいった記憶を
ないがしろにするということじゃないのか!?

新しいものばかりに飛びついて
歴史を顧みない君達に未来などあるか!!

少数者の意見を聞こうとしない君達に
民主主義を語る資格はない!!


いかがですか?函館の都市政策を考える人たちに聞かせてあげたいですね。
by ayrton_7 | 2011-09-01 11:37 | 函館の景観問題 | Comments(4)

旧函館無尽本店について

jhm氏のブログにあるように、旧函館無尽本店が景観形成指定建築物の指定解除とともに解体されるらしい。

TVで函館らしい光景を一つの画像の中に納める場合、それは必ずと言っていいほど八幡坂を上から眺めた映像が流れます。
つまり、国民が意識の中で持っている函館の風景とは八幡坂の光景なのです。

その八幡坂の途中に旧函館無尽本店があります。
形状は味わい深く、歴史在る函館のイメージを形成しています。
それが景観形成指定建築物の指定解除とともに解体されるとは、残念です。
jhm氏のブログによると、解体を前提に話が進められた可能性があるとのことでした。
仮に現在の所有者が住みづらいのであるのならば、十分に時間と情報の公開を徹底した後に事をす全て行くべきではないのでしょうか?
函館の景観保存政策は間違っていると思います。

下の写真の右から2番目、緑の蔦に覆われた建物の左にあるのが旧函館無尽本店です。

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NIKON D3X NIKKOR 24-70mm F2.8 G
by ayrton_7 | 2011-08-29 16:00 | 函館の景観問題 | Comments(6)

弥生小 vs 二十間坂の建造物

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函館を代表する坂の一つ、二十間坂の突き当たりに出来た建物。
この周辺の歴史的建造物からは浮いてしまった存在です。
屋上部分に手すりが在るところから察するに、この建物はどうやら函館の名建築である旧公会堂を真似たようです。
つまり、なんちゃって旧公会堂なのです。
函館市のデザイン課のアドバイザーの指導のもとに作られても、このようはものしか作れなかったのです。
景観条例の範囲内で作ったということなのですが、私ならば景観条例にかける以前にこのような不格好な建物は却下してしまうでしょう。



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一方で、構造も意匠も優れ、函館の歴史的な経緯からも重要な建造物である弥生小学校の破壊を止めることができないのです。

二十間坂の建物は壊せないのに、弥生小学校の破壊は止められない、これが今の函館なのです。
函館市の景観条例の適用の仕方に誤りがあるのは明白です。



by ayrton_7 | 2010-06-28 12:26 | 函館の景観問題 | Comments(4)

函館の景観問題

日頃から親しくして頂いているギャラリー村岡さんから、函館の景観問題に関してのお知らせがありました。
関心を持たれた方は、是非、ご出席ください。
私も出席するつもりです。
by ayrton_7 | 2010-06-24 10:32 | 函館の景観問題 | Comments(0)

歴史的景観とは

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二十間坂は、函館を代表する坂の一つです。
その登り詰めたところに建物と女神像が出来ました。
私には悪趣味としか思えません。

ちょうど中国からの観光客が興味深げに眺めていました。


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二十間坂の真正面に問題の建物があります。
この辺りは歴史的建造物が並び、普通の住宅が建ったとしても浮いてしまうような地域です。
それにも関わらず、このような物が建てられるとは。
残すべき建物である弥生小学校を破壊し、このような建造物を許す函館の景観条例とは何なのでしょう?
by ayrton_7 | 2010-06-07 02:23 | 函館の景観問題 | Comments(8)

2009年4月弥生小学校

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クロッカスと遺愛学院の旧宣教師館(通称ホワイトハウス)です。
良い物を大切に残してゆく心が伝わってきます。

ノエインというアニメーションの存在を知ってから、DVDを購入し視聴しています。
量子力学的な平行宇宙の存在をベースに、不安定で感受性の豊かな思春期の子ども達の成長の物語です。
主要な登場人物は、函館の小学6年生です。
親が子どもに見せて困るようなアダルト的な表現は一切出てきません。

放映は、ちばテレビ、テレビ愛知、tvk、サンテレビ、KIDS STATION、テレビ埼玉という地方局だけで、しかもいずれの放映時間も24時以降とということで小学生がTVを見ないような時間帯でありました。

そのためか、函館では殆ど子ども達がそのアニメの存在を知るものも居ませんし、さらに言えば国内よりは海外で評価されているようです。


by ayrton_7 | 2009-04-12 01:00 | 函館の景観問題 | Comments(0)

2009年4月弥生小学校

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写真は、旧函館西警察署を取り壊したあとに作られた函館市臨海研究所です。
旧函館西警察署の写真は、当時広角レンズを持っていなかったために残念ながら一部しか撮影していません。
旧函館西警察署の外観をご覧になりたい方は、こちらをご覧下さい。

さて、外観は本来の色に戻され、より古い建物を再現しているように見えますが、中は階段などを残すのみで全く新しい建物になってしまいました。
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古い建物の頃は、数多くの映画やドラマに使用されましたが、もはや建物からは物語を想像するような雰囲気を醸しだしていません。
中に入ると、古い建物の一部が下の写真のように展示され、解説がされてあります。
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弥生小学校は玄関部分の壁面を残すだけで、全く外観の異なる建物に変わってしまうそうです。
by ayrton_7 | 2009-04-11 11:15 | 函館の景観問題 | Comments(0)

函館原風景

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EOS 5D

旧函館西警察署の入り口です。
今は、外観だけ似せて作った建物が建っています。

この入り口の石材は残っていますが、建物は残っていません。
取り壊される前は、多くのTVや映画でロケが行われるほど味わいのある建物でした。

話しは変わりますが、弥生小学校も取り壊しが決定されましたが今ならまだ潰さないことができます。
弥生小学校は『little DJ ~小さな恋の物語』の主人公の男の子が通っている小学校として紹介されました。
階段や、保健室のロケが行われていました。
by ayrton_7 | 2009-03-25 07:38 | 函館の景観問題 | Comments(0)

函館原風景

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EOS 20D
これは2005年3月当時の十字街電停の様子です。
旧丸井今井百貨店が再建される前の姿で立っています。




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EOS 20D
これはより近づいて撮影したものです。
歴史をかさねてきた重みを感じさせます。




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EOS 20D
夜の十字街電停から旧丸井今井百貨店を眺めた様子です。




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Fuji FinePix S5pro+Talberg Screen+SILKYPIX DSP
現在は、このような形に復元されていますが、函館の建築物を研究されているM氏の話によると未だかつて丸井今井百貨店がこのような外観であったことがないのだそうです。
丸井今井百貨店は、改築によって何度か外観に変化がありました。
ところが現在、再現されている外観はその複合した形であって、このような外観をしたことがないのだそうです。
このようにしてしまうことは、歴史的景観を壊していることと同じだと思うのです。
by ayrton_7 | 2009-03-17 01:06 | 函館の景観問題 | Comments(0)

函館原風景

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Fuji FinePix S5pro+Talberg Screen+SILKYPIX DSP
昨日の写真は大三坂を上から撮影したものですが、今日の写真は下から撮影したものです。
どちらにしても電線が気になることには違いがありません。

観光バスのバスガイドは、昨日の写真の位置で約3分ぐらい立ち止まって説明し、移動していきます。
3分ぐらいでは、出来るだけ電線を入れずに写真を撮ろうとしても良い位置が探し出せません。
つまり昨日の写真は、立ち止まった位置で観光客が撮影するような構図です。
団体旅行の観光客は、日本の道百選に選ばれた大三坂と周辺の光景として、このような写真を撮っていくのです。
函館市として惜しいと思いませんか?
電線を地中に埋設すれば、もっと綺麗になりますよね。

NIKKOR 14-24mm f2.8について
by ayrton_7 | 2009-03-14 11:01 | 函館の景観問題 | Comments(0)