Ever Green

新しいもの好き

新しいものに換えたがる自分に対して、自戒の意味を込めて貼らせて頂きます。

# by ayrton_7 | 2025-05-09 18:22 | 雑談 | Comments(0)

カメラのファインダーについて

サンダー平山事件というのがありました。
かつて平山氏が、キャノンのフラッグシップであったEOS-1のファインダーがAFを優先したためにピントの山を掴みにくいことを指摘したことで、平山氏が執筆している雑誌から広告を降りるというものでした。その後、平山氏は業界から干されたとのこと。

カメラ撮影を始めたばかりの友人に、オートフォーカスとマニュアルフォーカスの言葉を出したときに、それ何?という反応されたことがあります。
そういう時代になってしまったのだなぁと思いました。
つまり、フォーカスを気にしないで撮影する時代になったと。
確かに、パンフォーカスな写真を撮影するスマホに慣れているとそうなるのでしょうけれど。

F値の小さな明るいレンズを使う場合、焦点のあっている個所では画像がくっきりと、外れている個所ではボケますが、オートフォーカス時代の一眼レフのファインダーはピントの山を視認しにくいのです。

コンタックスユーザーはレンズがマニュアルフォーカスであったため、焦点を合わせるのに苦労していました。
そのような状況で朗報がありました。
谷山直樹氏が個人的に制作したtalbergスクリーンは、ピントの山がはっきりと見え、優れたファインダースクリーンだったのです。

私は、CONTAX RTS Ⅱでも使いましたし、EOSやNIKONでも使いました。
スクリーンの大きさを調整したり、ピント位置の調整に苦労しましたけれどね。

ミラーレス時代になり、ピント位置を拡大する仕組みが提供されるようになりました。
それで、もうtalbergスクリーンの時代は終わったと思っていたのですが、talbergを使わなくなった今、ピントを外すことが多くなりました。
使われたことのない人に、言葉で説明するのは難しいのですが、talbergスクリーンは合焦点の箇所だけ明るくなってそれ以外の箇所は暗く見えます。
このスクリーンを使って行う合焦作業は、おそらくライカの距離計を使ったときのその作業に近い(ライカを持っていないので想像ですが)のではないかと思います。ピントが合ってくる様から撮影者の感性に訴える快感が得られるのです。

ピント位置をいちいち拡大しなくても、全体像を眺めながら焦点を合わせることが出来るのです。
ピントを合わせにくいことで有名なDistagon 35mmF1.4ですら直ぐに合わせられました。
私のブログに古くから来られているお客さまには、私がDistagon 35mmF1.4を主力レンズとして使っていたことを理解してもらえると思います。

ミラーレスカメラは光学ファインダーではないので、talbergスクリーンは使えないでしょう。
最終段階の一眼レフで状態の良い中古の購入を検討していたりします。

# by ayrton_7 | 2025-05-07 11:28 | 雑談 | Comments(4)

無伴奏チェロ組曲

無伴奏チェロ組曲_d0001745_13032157.jpg
GFX100SⅡ Provia

このブログの写真の99%はRAW現像しています。
それなのにProviaと添え書きしてあるのはなぜ?と思われるでしょう。
Capture OneでRAWを修正したあと、味付けにProviaのプロファイルを重ねています。
つまり、撮影時にみたような映像を修正したあと、Proviaで撮影したらどうなるか?をシミュレーションしています。

今ではカメラの頭脳が進化した結果、撮ったままのJPEGで十分美しいのですが、デジタルカメラの初期ではそうではありませんでした。
特に人物撮影では肌色が期待したように撮影できなかったのでしょう。
サンダー平山というペンネームの女性のポートレート専門の写真家が居ました。
彼は、全ての写真をRAW現像すべし、と主張していました。
私は、それに倣って風景写真もRAW現像してまいりました。

カメラ任せなら、スマホの写真で良いのではないかと思うのです。
せっかくスマホではないカメラで撮影しているのだからRAW現像したらと思うのです。


# by ayrton_7 | 2025-05-06 13:03 | Art 40mm F1.4 DG HSM | Comments(2)

無伴奏チェロ組曲

無伴奏チェロ組曲_d0001745_12463581.jpg
GFX100SⅡ Provia




# by ayrton_7 | 2025-05-06 12:49 | Art 40mm F1.4 DG HSM | Comments(0)

オーディオ(2)

昨日、オーディオの話でB&W805D3にしてからは、音像の定位が出来ていないということでした。

どうやらその原因が、ツイーター(高音を担当するスピーカー)の高さの位置にあるらしいことが分かりました。

ツイーターの高さは、耳の高さと同じであることがベストとされています。

B&W607を使っていたときは、スピーカースタンドの代わりにパイオニアのトールボーイと呼ばれる背の高いスピーカーを使っていました。

このツイーターは、ソファーに座ったときの位置に等しくなっています。

その上に607を載せるわけですから、高くなって困るところなのですが、私は普通のテーブルチェアで聴いているのであまり問題になりませんでした。

それでも、やはり高めなので、縦のものを横に寝かせることでほぼ耳の高さにすることが可能になったのでした。

そこで新しいスピーカーもそうしたら?と思うのですが、側面が真っ平らではなく曲面になっています。何か対策を考えなければなりません。


# by ayrton_7 | 2025-05-06 02:52 | 雑談 | Comments(4)