Ever Green

国のまほろば

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1日の写真は箸墓古墳を北側から撮影したもので、この写真は南側から撮影しています。
1日の写真では気がつきにくいのですが、この写真では前方部から後円部に向かって、画面の左から右に向かって立地している地形が高くなっていることがわかります。


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 この写真までがNIKKOR 14-24mm f2.8

この写真は前方部を前から眺めた様子です。
この写真では、南から北に向かって、つまり画面の右から左に向かって古墳の立地している地形が低くなっています。
このように前方後円墳の立地している地形は水平でなくのですが、完成した古墳の頂上部(墳頂と呼ばれる部分)は、水平になっています。
立地している地形の傾斜を克服するような技術が投入されているのです。

水平?なんだかさっぱりわからないですよね。
すみません、では古墳から樹木を取り去った姿を見ていただければわかるのではないでしょうか?
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EF 17-40mm f4L
この写真は神戸市にある五色塚古墳をやや後円部よりの上空から撮影したものです。
広角レンズで撮影していますので、後円部が大きく表現されてしまっています。
このような大型の前方後円墳の墳丘の表面は大きな石で覆われています。
そして斜面の途中に犬走り状の段が形成されています。
犬走り状の部分をテラスと呼ばれますが、このテラス部や墳頂部では出来るだけ水平になるように作られているのです。

さらに理解しやすいように、後円部の側面からの写真を見ていただきましょう。
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ZF Distagon 28mm f2
テラス部と墳頂が水平に作られていることがわかっていただけるでしょうか?
僕が、言いたかったのは古墳が立地している地形がどんなに傾いていても、テラス部と墳頂は水平になるようにつくる技術があったということです。
by ayrton_7 | 2009-04-02 08:53 | NIKKOR 14-24mm F2.8