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2008年 07月 21日 ( 2 )

弥生小学校の取り壊しが問題となっています

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弥生小学校の取り壊しが問題になっています。

現在の弥生小学校の建物は、昭和9年の函館大火の復興事業として戦前最後に建設された小学校だそうです。
設計は、函館市の建築課長を務めた小南武一が担当しました。
小南は、青柳町の函館市立図書館旧本館、護国神社坂の函館市公民館などの建設も担当しています。いずれも、現存し美しい姿を保ち函館の景観を形成しています。

今回、取り壊しの理由となっているのは耐震設計の基準を満たしていない、ということなのだそうです。
子ども達の命を守ることが優先されなければなりません。
ただ、今回の耐震診断に疑問があるのだそうです。

函館市の主要な産業は、観光です。
その資源となっているのが旧市街地の景観であり、ひとつひとつの建造物が全体として街の景観を形成しているのです。
経済学の用語に、外部経済という言葉があります。
個々の経済主体の行動が、他の経済主体の行動に市場を通じないでプラスの効果をもたらすことを外部経済と言い、マイナスの効果をもたらすことを外部不経済と言います。
弥生小学校などの旧市街地を形成する建築は、観光にプラスの効果をもたらし、結果として函館経済にプラスの効果をもたらしています。
取り壊すことによって景観のみならず経済にマイナスの効果をもたらすことにならないよう願っています。

本文を書くにあたりまして、小南武一氏に関する記述はエキサイトブログ関根要太郎研究室@はこだてを参考にさせていただきました。

弥生小学校の建て直し問題について函館 ・ 弥生小学校の保存を考えるに詳しく紹介されています。是非、ご一読下さい。
by ayrton_7 | 2008-07-21 11:29 | 随想

石戸谷準の世界

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by ayrton_7 | 2008-07-21 05:15 | ZF Makro-Planar 100